封神演義と完全版

今週のジャンプを見てちょっと驚いたこと。封神演義完全版が刊行されるみたいだ。まぁほとんど他のかたと同じような事なんですけど、素直にアツイと思う反面、今まで集英社からでた完全版はジャンプ600万部時代の三強だけなのを考えると封神演義ってそこまでの人気があったのだろうかと考え込んでしまう。完全版という形態で再刊行されることがどれだけの意味を持っているのかなど、出版社で企画している人以外は出てきた漫画だけで判断するしかなく、それが例の3本だけである現在としては完全版＝マジやばいやつぐらいの雰囲気だったのですが。まぁ出して売れるのであれば何でも出すんでしょうケド(w
それにしてもいきなり封神演技におはちがまわってくるんですね。何よりるろ剣より先なのが腑に落ちないというか、よりいっそう今回の封神演技完全版の刊行を不思議に見せている点だと思うのですが…フジリューが別の漫画かいてて今大人気ならともかく、二本続けての打ち切り作者になっちゃったのにね。完全版出すぐらいだったら、フジリューに落ち着いて描かせて欲しいと思ったり。
作品についての話を少しだけしますと、封神演義はいまでも実家に帰るたびに読み返す漫画その1です。「理想を語るにはそれに見合う力が必要だ」なんて言う聞仲のセリフは、自分の中でひとつの定石と化してます。そのほか十二仙と闘うときの聞仲のぶっちぎり具合とその見せ方がかなりクライマックス感漂ってて好きなシーン。
まぁ、封神演義完全版、楽しみです。