ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

シンエヴァ公開に先立ち

正直、完結するとか実はどうでもいいと思ってたし、どういう風に着地するのかとか、一切興味ない。興味ない?固執しないぐらいかな。1年延期しようが、10年延期しようが、観れずに死のうが、そういうこともあるかって特に渇望することがはないぐらいにはなっている。

鉄は熱いうちに打てという言葉が示す通り、観るべき時がある。作品を受け入れるべき時期がある。思春期に影響をあたえた作品が、そこで行く先を示せないのは、もはや思い出にしか生きん。読者と共に生き、成長していく物語なんていう夢のようなきらめきを残す作品と出合えるか否か、生み出せるか否かなんてものは、期待しすぎだ。

そういう意味で、劇中でのエヴァの呪縛のようなものはリアルに存在していて、我々はまだその中に閉じ込められていて、固執しなくなったのは単にすっぱい葡萄みたいなもで、破で与えられた希望の先を、やり直しでもいいから、物語でもいいからと、実は本当に素直な気持ちで求めている。いるからこそ、たぶん怖さもあるし、このまま終わっていいのかみたいな気持ちとともに、さっきまでモモーイの生放送を聴いていた。こういう時に3時間生放送してくれるモモーイありがとう。世界崩壊前に欲しい日常だった。

ささ、終わらない物語を閉じに行こう。エヴァの呪縛はもうすぐ終わる。