ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

おもしろかった新連載二つ〜ヤンマガとアフタヌーン

もう出てしばらくたってますが今月号のアフタヌーンの新連載と先週号のヤンマガの新連載がおもしろいです。
アフタヌーン、今月号は四季賞ポータブルがつくお買い得な号なので買ったよ。そして本誌だけ研究室においた。需要ねぇぇぇ。ちなみにうちの研究室には3誌とヤング3誌、スピモニイブの9誌に時折まとまってビックコミックがやってきます。だからいけると思ったんだ。

うん、新連載の漫画。アフタヌーンの方は今井哲也ハックス!」という高校部活モノ。。。かな?新入生歓迎会で流れたアニメに感動した女の子がアニ研に入ってアニメ作ろう!とかおおはしゃぎする漫画。設定にまず興味わくのもあるんですが、それ以上に絵が好きだ。漫画の絵なのにアニメの雰囲気を感じる不思議な感じ。特にカラーページは狙ってやってるんだろうけども、とても新鮮で見ごたえがある。
今後はアニメを作っていくとかそういうオーソドックスな展開でも、一生懸命系の主役がいてそれはそれで楽しみなんだけど、ここはひとつその独特な視点を生かして、作ろうとしているアニメのストーリーを登場人物が演じる、パラレル感ただよう構成の下、アニメ的な描写を絵の中に入れ込んでほしい。とか。

次、ヤンマガー先週号だから川村ゆきえが表紙のやつ28号。井上智徳コッペリオン」お台場にある原発メルトダウンを起こして関東一円が廃墟になった近未来、いや禁未来SFアクションだって。遺伝子改造されて放射能耐性、ん抗体?がある人形(と書いてコッペリオンと読む)の一見女子高生3人組のお話。3人のキャラ自体はそんなに改めて言うほどではなくて、ただ単純に30年後の都市廃墟と自然の融合しているような描写が好きなだけかも。FF7のエンディングとか大好きです。あー今思ったけど、あの3人組はまさにあのおバカな『女子高生』だ。それにしても2週目で問題の原発とかぐぅーっとよって言ってしまってるけど、そんなに謎めいた雰囲気をなくしていっていいのかちょっとだけ不安。
なお、ちばてつや賞受賞者のようで、受賞作の読み切りも載ってます。「ヘルシング教授の思い出」こちらは年老いたヴァンパイアと不登校女子高生のお話。この作者は時間軸を超えてくる話が好きなのかな?ならば趣味があいそうなので今後も読んでこ。