ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

銀色の髪のryとジャーヘッズ?

主役よりも敵さんsideのほうがヨカッタ。敵役の信念に一番共感を覚える。久しぶりに悪役の目的意識がわかりやすく、かつ理解でき、納得できる気持ちのいいものだったと。そりゃ自分の失敗は包み隠してゼロにしたいよなーと納得。かさねがさね悪役が設定がよい。
ジャーヘッドを見に行ったときは車中で何を見るか話してた。ドライバーのK月はミュンへンが観たかったらしいが、俺の準備がダダ遅で間に合わなくなったようだ。そんななかで
ジャーヘッドになったのは、この映画の監督さんがアメリカンビューティの監督らしくて、あの親父の筋トレを描いた監督ならば今回も面白いんじゃないかと言う期待。結果面白かった。映像的に圧倒されるシーンも戦争映画的にあってそれも圧巻なんですが、主役がだんだん「くさく」なってくのが観ていて気持ちいい。海軍に入った理由を問われて、大学に行く途中に迷ったと。そもそもそこで迷って軍隊に言ってしまう彼はそれだけで只者ではないのだけれど、最初のイメージは何も考えてないオーラだしまくりで、最後は妙に落ち着いててかっこいいw。一発も撃たずに終わる無益感?殺すことも無く終わったことをフツーならば喜ぶべきなんだろうけど、厳しい環境下での訓練につぐ訓練、そして長い派兵生活を経た後では、狙撃兵として誰一人撃ち抜くことなく終了した戦争に、自分の存在意義を撃ち抜かれてしまって自分の存在感をなくしてしまった感じかも。あー自分ってどうでもいいのかと冷静に観測できるほどの衝撃度を戦争は与えてしまうが、まぁ意味あるかも知んないしーとかぷらぷらしてるよりはいいかもと少しだけ、ほんの少しだけ思った。