ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

E3の記事がらみで。

あまり記事があーだこーだと書いたことは無いけど気になったので。

「ゲームに数十秒も待てない」--任天堂岩田社長が語る次世代機への思い

E3に合わせた任天堂の岩田社長の記者発表でゲームの起動時間について言及が。

「私は、ゲームを企画することも開発することも遊ぶことも大好きです。しかしながら、最近私は以前よりも忙しくなりました。ゲームを始める前に数十秒以上の待ち時間が必要ということが、本当につらく感じるようになりました。特にニンテンドーDSで、ふたを閉じればスリープ、ふたを開けたら再開、という素早さを味わってからは、なおさらです。皆さんも同じではないですか?」

ゲームは好きだけど最近ほとんどやってない。自分のゲーム離れも起源はそこなんです。気軽さが無いんだよ。
ということで、何のかんの今更言い出すなよとか少し思ったりするのは自分だけではないはず?10年以上前とかゲーム売り場の試遊機にあったネオジオCD3DOリアル2とか読み込みがすげー遅かった。子供ながらにあの時間がだめでした。まぁ対象が子供じゃねーとかそういった雰囲気のゲームハードでしたが…。
そしてその後のプレステとか確かに起動やロードが早くなったと思う。早くなったと思うけど、やっぱりそれはそれまでのディスクゲームと比較したときの話であって、特に最初のBIOS起ち上がるときの時間なんてやはり長すぎで歯痒かったです。前の機種がスーファミだからその差は圧倒的で、電源を入れてからのあの数十秒が耐えられなくて、テレビ見ながらプレステの電源入れてそのままテレビ見続けてしまったりとか。
話は変わるけど、テレビ見ながら電源入れてその後数分たってからいざやろうとビデオ3とかにチャンネル変えると、ゲーム起動してなくて黒い画面のまま止まってるときとかあったなー。PSからの出力って、その出力がテレビ画面まで完了できないと不具合とかになるんのか?よーわからないけど信号だしてるだけでは無いんだね。
それで、そんなこともあって電源入れてたのに始まってなかったりで余計に。まぁけっこー惰性でとりあえず的に電源おしてた節もあるんだけれど…。やっぱりゲームなんだからすぐにやりたいと思うわけです。おもしろいんだからまぁ待てと、そんな大人みたいなこといわずにすぐやりたい。
任天堂の読み込み時間に対する開発方向は短くというのがずっとあって、プレステやサターンのCDハードの対抗馬として64とか出してきたり、ゲームキューブではシングルサイズのディスクを使って読み込みを短くしてくるとか、今回でいえばそういうところを大切にしてくれる任天堂にいつまでもがんばってもらいたい。
ゲームを身近にというのは、SONY的に家電の一部として、すべての中心として〜とか何でもできる〜みたいなことでも実現できるのかもしれないけど、ゲームそのものでの求心力を維持しようとし続ける事のほうが素直な方向。おもしろければ何でもいいんですけど、その、何か娯楽を〜ではなく、ゲームがしたいという風に攻めて楽しみたいです。ほら、なんていうか、ドラゴンボールやってるからジャンプが読みたいのに、漫画ならどれも同じと思って月当たりに安いコロコロを薦める親みたい。ちげーんだよ、かーちゃん。漫画が読みたいんじゃないんだよ、ドラゴンボールなんだよ、わかってくれよ。
やんなくなっても俺はゲームがしたいんだよね、きっと。