ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

ダークナイト観て来たーバットマンバットマン。

クリストファー・ノーランバットマン第2作目、ダークナイトを観て来ました!
ナニゲにバットマンはガキの頃から好きなんですよ〜。とりあえず旧作バートンとの違いは、バートンのバットマンがファンタジーでノーランのバットマンがSFだと、今回ようやく思った。天野喜孝のFFと野村哲也のFFの違いと同じかなww。
ネタバレせずに感想を言えば、最高ですww。バートンを超えると言われるのもうなずける面白さ。言ってしまえばバットマンである必要がないくらいおもしろい映画でした。これはバットマンでなくても最高におもしろいと思います。そこにバットマンの「ダークナイト」的成分と続編の厚みが宿って、派手なアクションととも心理的な揺さぶりがあり最高に面白かったです。
まず格闘シーンではバットマンの繰り出す一撃一撃が、ホントに重そうで強さがにじみ出ててる。さらに、これもビギンズであった修行の成果なんだなぁと思うと、その強さに説得力が出てきます。そして前作ビギンズから引き続きタンクのようなバットモービル。バートンの時のような、シンボル的なかっこよさはないけれど、ゴツくて強い、サバイバルなマシンですね。もちろん登場シーンも派手です。そしてクライマックスの見せ場でしょうか、例のちゃぶ台返しと言ったら分かるかな、あのシーンの迫力にはハッとさせられます。あの描写だけでご飯2杯は行けますwwそのすぐ後のバットマンのビル壁使ったバイクターンも地味にキレてますしね。
あと、意外に長かったです。これは飽き飽きという長さでなく、そのボリューム感に観ている一方で驚いていました。なんか2話分入っている感じでしょうか?素直にお得です。見終わった跡に時計を見たら実際にやや長めの上映時間でしたが、高層ビルから滑空していくシーンだったり序盤からぶっ飛んでるシーンが続出するので、映画への興味が失われない2時間半です。
特に今回は、検事のデントが作中で見事に変化していく流れがジョーカーと対を成すシナリオのメインでもあり、今までの「バットマン=怪人+すごいメカ+秘密基地的感覚」という見方からは派生しなかった人間の機微に迫った面白さが非常に厚いので、じっくりとストーリが進むシーンも多くそれがまたひきつけられました。悪党以前をじっくりと描けば、いざ悪党として対峙したときに重みが違うと。
それでか〜今回ダークナイトを観て、初めてストーリー全体の流れとかが実は初めて知りたいと思いました。そういえば今までは各映画をバラバラの作品として観ていたんだなーと。バートンの2作はマイケルキートンが変わらずウェイン役やってたけど、なんでだろ、あまり2作間のつながりを意識しなかったような?今また観たら受け方が違うかな。
話は変わってレイチェル役の人が絶妙な雰囲気でいいですよね。マギー・ギレンホール。なにげにほっとけないかわいさを保有してると思います。今度マギー観にリピーターしようかなww
グダグダになってますが、クリストファーノーランはじめこのままのスタッフでさらにバットマンというストーリーを決定付ける続編が観たいダークナイトでした。