今さらだけどこっそり坂本真綾、You can't catch me 3/30@中野サンプラザの感想というかなんというか。+追記
いまさらですけど
もう1か月も前の話ですけど。って3週間後に書き始めました。きっと公開することはさらに1週間ぐらいたっていたりするんだろう。と書き始めてたら会報来てしまってたので開封する前にひとつカタチにしようと焦って今になりました。ますみんもIDS!会報にコメント載せてるらしくはやく読みたいです。イベント直後のアクセス数が多い時期とかはずすへたれなんですけどじゃあ書くなよっていうノリでもないので、時をかけるインターネッツなそんな感じでー。ただ今回はなまけただけなので反省してます。セトリは2chみた。
→(6/8)追:東京国際フォーラム、別途感想書くけど一言突っ込み入れます。
チケットありがとう〜。
中野はチケット抽選に外れててまぁいいかななんて思ってたんですが、@tookamiさんと@jirokunnさんからチケット頂ける感じになったので嬉々として参加〜。同席はいつものようにfannyさんと彼女さん。完全に暗くなる前にトラックの写真をなんとか収めることもできて開演待ち。延期されたあとの公演でもこのトラック、あるといいですね。
new坂本真綾♪
今回のライブで感じたのは完全に新しい坂本真綾さん。それは当日歌われた曲に過去のシングル曲が一曲もというと多少誇張が入るというか過去がどのへんをさすのかとか含みはありますが、自分はそういう印象を特に持ちました。もちろんレコ発ライブだからアルバム中心になったり、またこの数年でライブも回数をこなしてきたわけで以前の定番曲を期待している一面も少なくなったり。
そういう選曲的な新しさもさることながら、大きく語弊もあるとは思いますけど、やはり先日の地震以降での、自分にできる事出来ない事、自分の役割というか歌うことの意味と言うかを強く意識されたからなのではないかと思ってます。音楽が社会に対して何を出来るのかというよくわからない命題に対して、目前にせまられて形になったような。よく、真綾さんは「自分にはなにもない」みたいな感じで言ってた事があるんですけど、その見定まらない方向が強く固まったように感じました。victorのページにも長文でてましたしね。うん。
昨年の、武道館ライブではエンターテイナーに徹するという、30の覚悟みたいなのを特に感じたりもしたんですが、今回はさらに落ち着きが加わったように、観ている側がのみこまれるライブでした。褒めすぎ?まぁいいや。それでは感想ー。
→けっこうリラックスしてたように見えたし、華やかな雰囲気を感じられるぐらいにはなってた。
ルパン3世みたいなYou can't catch me
- 01.eternal return
- 02.秘密
はじまりましたねー。eternalretuenからのスタートと言う事で、一曲目から泣き入りました。はい。あと秘密。ここでいつものライティングの妙。ってここじゃなかったかな。まぁライブ中のどこかで。今回も新しくよかったです。今回はなんと横から当てるライトが客席側の壁面に大きく影を作りました。そして今までは真横から舞台そでに縁なしのライトで映してた印象でしたが今回は丸型のライトで真綾さんを抜く感じ。あとごめんなさい、記憶が定かではないのですがギター?の方も抜かれてましたね。なんというか、「You can't catch me」だけあって裏テーマがルパン3世とか007みたいな。そういう雰囲気を感じてました。なかなかドキドキする展開。まぁ「待て〜真綾〜」とか必死な感じでいくら銭形っぽく言っていたとしても文字おこしするとひどいお花畑ですね(棒
→コンパクトな中野だからこそ、その影を追うことができた感じがします。
待ち焦がれたキミドリ
- 03.キミドリ
ついでキミドリ!!ついにやったよー!!ありがとう!のちのMCによれば「トゥールルルッートゥールルルッー」から始まるこの曲は根強い人気があるようですw多分にもれず俺も大好きです。何年か前のFCイベ(zepp仙台)のアンケとか何かで、宮城にあう曲?って感じかな、それにキミドリを推したぐらいです。なんか東北の初夏の鮮やかな田んぼに風が走るイメージになんですよね〜*1。まぁMCによればキミドリはコマドリの意味だったらしくてそのイメージの緑色とは全く関係ないんですけどねw。
→東京国際フォーラムではピースに。うはうはです。役割も同じ気がする。
宙に浮いたままの呆れた正義感とともに。
そして歌詞の、「宙に浮いたままの呆れた正義感をねぇ君ならきっと笑ってくれるんだろう」ってところが妙にはまってます。この歌詞も真綾さんなんだなとか思ってて、そのあきれた正義感をあきれたと認識しつつも手放せない人なんだろうなぁとか。地震の話に戻るけど、だからエンタメに徹することよりも、自分は何をすればいいんだろうというようなより具体的な行動というか現実へのフィードバックというか、そういうものを意識して目前にして、今回でそのうちの一つが具体化したっつーのかな、呆れた正義感を最後まで頭を離れなかったみたいな?そんな感じでとても好きです。それと今回の選曲、ニューアルバムの中ではstundupgirls!が抜けているというのがその裏返しのような気がします。まぁ鈴木さんをゲストで呼べる時まで取っておきたかったとかなのかも思うんですけどね。
→やりましたね、standupgirls!そういった意味でひとつの区切りはついていると見るか、俺の妄想と見るかww→つーか厚木でやってたのかww関係ないじゃんww妄想でした。
上から降りてくる光の筋、神秘的な美しい人
- 04.美しい人
- 05.みずうみ
- 06.アルカロイド
美しい人もまた静かな、ナウシカの腐海の底のような静けさと美しさをともなった上から降りてくる幾筋もの光。幻想的。美しいおひとでした。
→スモークがぶれて立ち上っていくイメージに変わってしまったてた。ただ記憶に残ったタイミングがまずかった可能性もある。トピアとの差と認識してていいなぁって思ってたんだけど同じじゃなぁ。
jazz風のインストが最高でした!
- 07.スピカ
- 08.手紙
- 09.キミノセイ
- 10.ねこといぬ(インスト)←これがよかった!
- 11.Remedy
このインスト、すごいアツかったです。jazzって言うんですかね、後に続く悲しくてやりきれないのインストもすごい好きだったんですけど、その雰囲気に突入する音。聴きなれた曲でフュージョンというかジャズというかアレンジいいなーと思ったので、ラスマス・フェイバーwithプラチナ・ジャズ・オーケストラfeaturing坂本真綾とかやって欲しいです。
→このjazzインスト評判いいらしい。歌ってないのに!って愚痴ってたw
悲しくてやりきれないを是非今年の紅白に!!!
- 12.悲しくてやりきれない
- 13.ムーンライト(または“きみが眠るための音楽”)
- 14.ユニバース
- 15.風待ちジェット
悲しくてやりきれないはやっぱり奇麗で、歌も聴きなじんでるから沁み入りました。泣けた。同行のfannyさんのお連れ様から、悲しくてやりきれないを聞いて真綾さん歌うまいと言ってくれたことがなんだか嬉しかったです。あまりうまいかどうかよくわかんないんですよねー。あと、この曲で今年の紅白とか狙ってみて欲しいですねw
→4日はみんな座っちゃったよ。俺は「悲しくてやりきれない」だけは申し訳ないけど立たせてもらったが。
坂本真綾の新定番!カラーは紫で!
- 16.Private Sky
- 17.Get No Satisfaction!
- 18.マジックナンバー
- 19.光あれ
このブロックですね、自分はこれが新坂本真綾なんだろうと思います。べジータじゃなく超べジータ様だって感じ?どんな感じだよww約束はいらない、プラチナ、マメシバ、からの完全な独立って感じで。これは素直に嬉しいです。昔の歌が嫌いだからじゃないし、聞きたくないわけじゃないですよ。ただ、その曲がなくても不足感もなく出つくしたーって思えたのが普通に嬉しかったので。そして、ここにかける真綾さんの意気込みと言ったら紫の衣装というだけでよくわかるよ。真綾さんの推し色は紫なんでしょうなぁ。思えば武道館もこのブロックは衣装が紫でしたし、紫のFCシャツは割と着ていたような印象なので。あの紫Tシャツ再販して欲しいよね。
そうそう、PrivateSkyで蹴りいれてるのがはっちゃけてて最高ですw
→カラー紫は言い過ぎだったかなぁ。いやそうだと信じてる。
ふるさとは東京
- 20.トピア
ここをラスト曲と宣言して歌う事になったわけなんですけどねー、東京ラブな曲。個人的には「ふるさとはeverywhere」と歌うeverywhereを無に帰すような選曲だと思いちょっと笑いました。やっぱり真綾さんには「ふるさとは東京」がよく似合うと思うし、気兼ねない感じでとても楽しくなった曲の配置でした。また、美しい人の時と基本同じライティングなんですが、その時の光が降りてきた印象とは逆に、スモークが入り光の筋に沿って煙が立ち昇っていく雰囲気。なんとなく夕方の各家庭の台所からから煙が上がるような、そういう体験したことないけど懐かしいと感じるような風景。家路というか。ほっとする感じでした。
→上に書いたけどスモークのゆらぎひとつで印象かわるものなんですね。
アンコールアンコール。
- 21.ボクらの歴史
- 22.everywhere
- 23.ポケットを空にして
昨年の武道館で1曲目に選ばれたGiftとこのアンコールで歌われたボクらの歴史というのは、自分はどうも長い事2曲で1セットのような印象を持っていました。まぁ同じ番組の曲なんでテーマそのものが近しいんですけど、それ以上になんでだろうねってそれはハチポチで2曲続くからというのもあるんですが。もどかしいだけのジレンマというか、うらはらな自分が交互にやってくるけどどちらも捨てずに闘い続ける真綾さんの原点なんですかね〜。とにかく武道館から始まったこの15周年イヤーを締めくくる上で最高の選曲だったと思います。
→1曲多かった。約束とsugが入ってトピアとeverywhereが綺麗に分断されてよかったです。
と印象に残った所メインで恐縮ですが最高の中野(3/30)、いまさらでも感想としました(5/24)。あまりに久しぶりの感想文になったので、一線がわからなくなってる気がしないでもないです。今月あと2本ぐらいうpります。寝る。
→うpってねええええええ
リンク
坂本真綾から皆さんへ