ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

メンチカツの話。考えもしないほどいろんな人がいるんだーと、改めて。

もやしもんの携帯ストラップは早いうちにオリゼーがソーエになりいつの間にかどこかへ旅立っておりました。たぶん精神的なショックがあって今は見えないだけだと思います。

現在は先日のメロン記念日ライブでのストラップをつけています。メロン記念日知名度は残念ながら低いので、「メロン記念日のライブに行くのでバイト休むよ」と言っても「誰それ?」と返されたり、昨日の飲み会でもストラップのメロン記念日を発見されるも「あーそんなのあったね〜」と一方的に過去の話にされていたりします。

メロン記念日は現役です。


ちなみにバイトでの話は2年ほど前のことなのですが、メロン記念日は新人ではないのでこのニュアンスはゆるぎません。


その飲み会の場ではメンチカツが皿に盛られてでてきました。4個。ちなみに自分は基本的にソースをかけないタイプです。一時期かけないことに慣れすぎて一切かけない時期があったんですが、今では物によるという当然の結果になっています。それは献立によるのではなく、まさに物によるのですよ。コロッケにもいろんなコロッケがあります。


話がそれました。その出てきたメンチ全体に対して、サラダと取り分ける容量で後輩がソースをかけていきました。かける寸前で軽く「かけるの?」と疑問系で聞いてみましたが、それぐらいでは彼の心には波風はたたないらしくて、「かけますよ〜」とあっさり返されました。

それがね、こう、見かけ上、皿の上から下まで、右左させながらかけていきますよね。かけていく間隔が狭いな〜結構かけるな〜と思って見ているのですが、ソースが皿の端まで行き終わると、なんと復路でもかけているんですよ。また同じようにかけて逆再生してくんですね。ソースは2倍。ちょっとびっくりしました。ほほぉーそこでさらにかけるかと、まるで一品物の品定めをする中島誠之助のように神妙に見守ってしまいました。勢いに呑まれました。


別に、ソースをかけられたことにムカついているとか、しょっぱくて食えないとか、そういう憤りは一切ないんです。純粋にあーこんなにかける人もいるんだな〜と驚いただけなんですけど、すごいですね。
ちなみにそのメンチカツはおいしかったです。


ソース話はまだ続きまして、そのソースをかけた人は小皿に取り分けてからも自分のメンチにソースをかけました。そして、飲み会なのですぐに食べなかったりしますが、しばらくしてまたかけたものですからついに突っ込んでしまいました。しかもほぼ垂れ流し・・・


「そのソースの量はメンチカツを冒涜してるよね」


ネタでしか言えないようなセリフが本気で口からでたのは初めてです。自分が食べるわけではないメンチにもかかわらず、たぶんちょっとカチンときてますねww。あと、やはりソースかけ過ぎと思ってた人がいたようで、しかも最初から考えてることが一緒。結構かけるな→復路もいくんかい!→またかけるのか→おぅおぅすげぇな〜と同じように感じていたらしいです。
ちなみにさすがに最後の垂れ流しは、凝視する自分が気になったらしくて手が止まってしまったらしいのですが、それにしてもよくかけたなーとしみじみ。


ソースの量ひとつとっても予想だにしない結果が待ってます。世の中は広いですね。
ソースの量ひとつとっても隣の人と同じことを考えています。人間なんて似たり寄ったりです。


はい。