ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

首都圏外郭放水路・龍Q館の見学に行ってきた。地下神殿!2010年11月追記

この前に上京したタイミングでせっかくなので地元の埼玉県春日部市にある首都圏外郭放水路龍Q館の見学へ☆君と共に行ってきた。この施設は洪水対策のための施設なのですが、あふれそうな川に地下トンネルをつなげて、より大きな川に水を移す、見た目非常にヘビィな施設なのです。。。
見学は平日火曜日〜金曜日の午前と午後があります。今回は14時30分の午後の部で予約。(2010年11月現在においては30日前からで1日3回となったみたいです。)
予約自体はwebでも電話でも受け付けているんだけど、なかなかの人気でほっとくとすぐ埋まります。なお60日前30日前から予約可能です。そして後述しますが、それまでの天候状況によっては見学はできませんので、予約しても残念なことになるかもしれません。
予約などはコチラ↓
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サイトになってた。 首都圏外郭放水路

見学会はガラスの向こうにコントロールルームが見える場所で開始待ち。時間になると、昔被害にあわれた方のインタビューとともに施設概略を追ったビデオを流し、その後、すぐ後ろに展示されているトンネル全体を含めたモデルと、排出部のガスタービンとポンプに絞った模型を見せながら、職員の人が説明してくれます。

河川から水を取り込む場所には立坑と呼ばれる直径10m、深さ70m程の大きな穴があり、全部で5箇所にあります。第2〜5立坑は実際に水を取り込むために河川に接しています。龍Q館には第一立坑と調圧水槽がありますが、今回の見学では調圧水槽のみです。ただ両者はつながっているので中でどーんと見れます。
この写真は床に張ってある航空写真と、地下トンネルの場所です。ちょっと見切れてしまってるけど、ちょうど写真の一番上の場所が今日来ている見学場所。ちなみに春の字の脇が実家です。

今までここの認識は、あくまで「排水路」でしかなかったんですが、貯水量としては小さなダムよりは大きいと説明中で表現されており、あぁ都心の地下にダムがあるのか、そう考えるとすごいなー未来っぽいなーと一人感動しつつ、その後の「地下神殿」見学をwktkしながら待ち望んでました。(注:ここは都心ではありません)そしてコントロールルームの説明も。なんかこのコントロールルームはいろろ特撮の撮影で使われてるらしいです。運用するのが雨天時だけで24時間稼働しているわけではありませんので、そういった業務外利用もしやすいようですね。ただ写真撮るの忘れたー。


さて、いよいよ見学!まずは屋上にでて場所の説明を簡単にします。放出される江戸川方面と、トンネルがつながってくる大穴と調圧水槽の場所を上から見ます〜。水槽というとこじんまりした印象を持つかもしれませんが、その真上にサッカーグラウンドを作れるぐらいに広大です。また第一立坑の円形部分も確認できます〜そこではスケーボーしてる人がいた。

なお、古利根川の第五立坑から始まるその地下巨大トンネルは、ほとんどは国道16号線の地下を走ってるそうです。



そして外に降りてついに地下神殿の見学へー

ちなみに8月末あたりに降った豪雨により、この放水路は実際に活用されたそうです。完全貫通して3年目、今年は15,6回、総計50回弱だそうです。ちなみに今回(8月末の豪雨による利用)は今まででも最大の利用量だったそうです。そして月曜日まで清掃をしていたとのこと。
つまりせっかく見学に来ても、調圧水槽=写真の場所には行けずに終わってしまうこともあるそうなので、その辺は運ですね〜。

あと下の広いところに出るまでは撮影禁止。階段で危ないから。



床面がきれいになってますが、これは掃除をしたからです(俺がぢゃないよ)。手前から2,3本目の柱より奥には行かないようにいわれています。そちらのほうには残土があってだいたい10cmぐらい一面にドロが積もってました。
調圧水槽に降りてきて最初に係員の方からいくつか注意事項をいわれるんですが、その前に写真の柱の奥へと向かったおっちゃんがいました。「ちょっと待ってください〜」って言いながら係りの人が様子見ながら追いかけていくんですけどね、案の定「ん〜」っていいながらひょっこり逆側から出てくる。でも逆サイドにいる係りの人は気付かないからさらに奥に進んでいくんですけども、こっちからは丸見えなので爆笑。「志村後ろー」あやうく叫ぶとこだった。



ちょっとぼけてる。あーこういう時柱に抱きついている写真とか撮れると面白いしサイズわかるのにね。今ちょっと思った。



1本1本のコンクリート柱は円柱ではなく流れに沿った方向に細長いです。一本500トンの重さで、調圧水槽の空間が受ける浮力を押さえつけています。全部で59本あるようです。




すぐ横で第一立坑とは直結しています。この上、光が漏れている場所が、さっきのスケボーなどが出来るスペースです。ここまで降りるのは当然水がたまる場所であり階段なのですが、降りていくにつれて湿度の高さを感じました。温度もひんやりしています。



梯子階段アップ。向こう登りたい・・・ちなみに同じ日にどこかのお役所の人が「視察」に訪れてましたが(うちらとは全然別行動です。)、向こうはあっちに行ってたよ。いいなぁ。


とまぁ見学会自体はこの調圧水槽で15分ほど見学した後、最初のコントロールルームの場所まで戻り終了です。いやー壮大〜。興奮しきりでしたww
出来れば調圧水槽だけでなく、溢れる川の水を流す巨大地下トンネルを一区間ぐらい歩きたいな〜。見学ルートは毎回同じだそうなのでそんな機会はないだろうけど、ちょっと今後期待して待ってよう。
みんなも行くといいよ!


エクストラステージとして帰り際にちょっと物色。

貯めた水の江戸川への放出口。ここからどばーっと出て行くんですね〜。



モニュメントになってますが、地下トンネルを掘ったときのシールドマシンの先頭の一部。でかい。



帰り際、歩いて大凧会館行ったけどもう閉まってた。看板だけ。

2010年11月20日追記:
先日、親戚が来て龍Q館だけ見学に行きました。その時、コントロールルームの写真を撮ったのでその他合せてうpっておきたいと思います。
また今回はレジェンズ 甦る竜王伝説のキャラを使った子供向けの解説?アニメも観てきました。題して「レジェンズ 甦る龍Q伝説」。内容は・・・うーん、アニメ自体は5年前ですからね・・・なんとも。アニメの設定も半々入っているのでどの程度の親しみがあるのか難しいところです。長いスパンで考えるならばクレヨンしんちゃん使って園児が見学する流れの方が分かりやすそう。まぁいろいろあるだろうけど率直にアニメならばという話の上ではね。


んで、撮りはぐったコントロールルームを今回。パノラマにしてみました。


なんと前回来た以降に真野ちゃんも来てたんだね!携帯専用放送局BeeTVのドラマ『DEATH GAME PARK』の第1話らしい。都合良く第1話のみお試しでyoutubeにうpられてるみたいなのですぐ観れますよ。


あと水樹さんも「WILD EYES」のPV撮ってたらしかった。ってこれは前来た時もあったみたいだけど完全にスルーしてたな。

以上、追記終了ー。

その他の写真はコチラ↓
080912首都圏外郭放 - geonoize's fotolife
101016龍Q館 - geonoize's fotolife