ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

こんど旅行するときは思い出のプリン公園へ遊びに行こうと思う。

滑り台を記録しているサイトがあることを、いつも読んでるブログで知った。
滑り台保存館

絶滅が危惧される、あるいは形態が興味深い滑り台を記録して、公開しています。


このサイトを見ながら、なくなりつつある公園遊具に思いをはせるのも面白かったのだけれど、それ以上に自分の心を湧きあがらせたのは、なんのことはない思い出の中の公園だったりする。

地元の公園のこういった遊具施設で遊んだ記憶が実はあまりなかったりして、そういえばないなーと改めて考えて、まぁそういった比較的インドアな子供だったのだろうとか冷静に笑ったりするのだけれど。そう、たぶん公園でないだけだ。


とは言え、このサイトを見てそれでも思い起こされたのがプリン公園と呼ばれる公園。そのままひっくり返したプリンのような外見を持つ、コンクリート製の山型な全方位滑り台を有した公園であった。「プリン」しかなかったような記憶があるが、本当にそれだけだったのかは自信がない。ただ、自分の過ごしてきた子供時代の中で、一番印象的な「公園」だった。


ちなみに残念ながらこのサイトには載ってなかった。このタイプは絶滅危惧ではないのかもしれない。さらに地元近辺の公園も一切なく、公園の数を考えれば当然と言えば当然であり、絶滅種を保存する趣旨からすれば別に無いことは問題ではないのだけど、まぁ残念と言えば残念ではある。滑り台は思い出の域を出ない。

で、この公園、実は地元ではない。親戚の家での話。そこではよくこのプリン公園をはじめいくつもの公園で遊んだ記憶がある。その近辺には多くの公園があったためか、それともいつもの遊ぶ「タネ」がそこにはなかったためか、たぶん両方だとは思うが。

google画像検索「プリン公園」

ためしに検索したらやはりそういった通称を持つ公園は日本各地にあるらしく、同じようにプリンのような外見の山型コンクリートを持つ公園のことがヒットした。記憶の中のプリン公園を探すのも悪くないけど、それよりも見に行きたいなと率直に思った。親戚も引っ越したし、もう20年ぐらいかねぇ。


思い出たる思い出に、久しぶりに巡り合い向かい合った気がしてなんだか考え込んでしまった。

だいぶ弱ってるなぁ