ノイズの無駄の彼方

ムラタ@geonoize

林原めぐみ-集結の園へ。4月末の戯言

買いに行った〜。FrontBreakingの時もそうだったんだけど、ゲーマーズでブロマイド付を。ポイントカード作りますか?と尋ねられても、なんだかめぐさんのCDぐらいしか買いに来ないので、いりませんと断る。それにしても、40超えためぐさんのブロマイドがキラー特典足りえるアイドル・オタク産業というのは奥深いww

先日も℃-uteライブに誘われて、しかも最前列で行ったわけだが、彼女らと同列で商品の購入が考えられる世界は、さぞかし混沌としたものだろうと思う。そして次のシングルが「暑中お見舞い申し上げます」のカバーと言うから驚きだ。オリジナルでヒットが難しい局面において、カバー曲で様子を見るというのはわからいでないが、それでも選曲としては、まだ私たちはアイドルですと、そういう固執というか正統派であるという主張を感じる。別にそれはいいと思うんだけど、カバー出すぐらいだったらもっと媚びた選曲にして欲しいとか。

やはりその友人から聞かされたCDの中にはポッシボーというユニットのものもあったのだが、ここにはキャンディーズの『危い土曜日』や特に『恋するニワトリ』のカバーが含まれていて、瞬間驚きかつおもしろいなーと思ったものだ。ちなみに『危い土曜日』はめぐさんと水谷優子さんとかでカバーしてたりする。『恋するニワトリ』ひいてはNHKみんなのうた」のカバーには、アイドルという文脈よりももっと親しみやすい、とっつきやすい力があるよなーと思う。時代とか以上に強固なクラスタとしての「みんなのうた」カバー専門の人とか出てきたりしないかとか期待してしまう。それなりに固い需要があると思うんだけど。

なわけで、まぁアルバム収録曲とシングルの違いがあるので当然ながら一概には言えないし、ただの個人的な好みの問題でもあるんだけど、少なくともピンクレディー世代よりも少しだけあとの時代のもう少しファンに馴染みのある選曲の方がいいんじゃないのかなと思う。その世代の歌がカバーとして受容されるのは、めぐさんがARIELで『危い土曜日』をカバーしたぐらいの時代ではないかと思うし、まさに。あくまで今の℃-uteファン層から考えた場合ですが。。。


さてさてそんな戯言ほっぽってめぐさんの新曲。
■FrontBreaking。
曲開始の音が、どうもFF5のマップBGMにしか聞こえない不思議を個人的にいただきながら、この期に及んで正面突破を論じてくれるめぐさんは嬉しいとしか言えない。ファン冥利に尽きる選択であると思う。ファンを裏切らないとはまさにこういうことを言うのだろう。


■集結の園へ。
エヴァ曲でめぐさんの歌というとあまり成功したという印象はなかった。最初の残酷な天使のテーゼの時はめぐさんの全開曲になってたし、綾波を冠していないAquaGrooveMixはっぽくなってはいるけど力抜きすぎて曲の原型とどめてないし、A.D2001verではようやくキャラソンとして形をなし、DECADEの「天国の記憶」はいいキャラソンではあるけど比較がない。そもそも綾波のキャラソンってだけで曲としては失敗なのかと今頃思うが。
そんな意味で、綾波を抜きにしてテーマソングとして存在する今回の楽曲は、あまたあるエヴァの曲の中でもいまだかつてなかったものなのであると思う。だからこそ2track目に別物としていつものようにAYANAMIver.が存在し、10年以上を経てようやくたどり着いた綾波とめぐさんと歌の距離感なのだろうと思うととても嬉しい。

Front breaking

Front breaking

集結の園へ

集結の園へ


ポッシボーのライブには機会があったら行ってみたいなぁ・・・